トヨタ、世界生産過去最高へ 18年1059万台 0.7%減計画一転 (2/2ページ)

トヨタ自動車の豊田章男社長
トヨタ自動車の豊田章男社長【拡大】

 ダイハツと日野を除くトヨタ単体の世界生産は従来計画より7万台多い892万台とした。内訳は国内生産が6万台増の314万台、海外生産が1万台増の578万台。

 国内では、中国向けに高級車ブランド「レクサス」のセダンやスポーツ用多目的車(SUV)の生産を拡大する。欧州向けにSUV「RAV4」も増産する。海外生産は中国でSUV「C-HR」やセダン「カムリ」の生産を増やす。

 ダイハツの世界生産は14万台多い148万台とした。インドネシアでトヨタ向けに供給しているミニバン「アバンザ」を、トヨタではなくダイハツの生産実績への計上に変更したため。

 日野は1万3000台引き下げて19万4000台とした。