テスラ内部の不安定さ露出 財務部門の上級幹部、また退社へ

イーロン・マスクCEOとテスラのロゴマーク(ロイター)
イーロン・マスクCEOとテスラのロゴマーク(ロイター)【拡大】

 米電気自動車(EV)大手テスラの財務担当幹部が退社することが関係者の話で分かった。

 関係者は世界財務・運営担当副社長のジャスティン・マカニア氏はテスラとたもとを分かつことになると語った。米経済専門局CNBCが入手した資料によると、同氏は10月7日がテスラでの最終日になる。

 同氏はディーパック・アフジャ最高財務責任者(CFO)の部下として働く高位幹部の一人。今年に入りテスラでは幅広い分野で上級幹部の退社が相次いでいるが、財務部門が特に打撃を受けている。最高会計責任者に就任して1カ月足らずのデーブ・モートン氏が先週、辞意を表明した。3月には同氏の前任者に加え、財務部長兼財務担当副社長を務めたスーザン・レポ氏が退社している。

 ノムラ・インスティネットのアナリスト、ロミット・シャー氏はブルームバーグ・テレビで「テスラでは過去2カ月で大量の幹部が辞めている。これは、マスク氏の普通ではない行動と相まって、金融市場に『テスラ内部には不安定さがある』という強い印象を与えている」と述べた。(ブルームバーグ Dana Hull、Eric Newcomer)