北海道地震、ブラックアウト究明急ぐ 「強制停電」3回も防げず (2/2ページ)


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  • 停電で暗くなった狸小路商店街を、スマホの明かりで歩く人たち=6日、札幌市中央区(宮崎瑞穂撮影)

 当時、北電は強制停電で最大146万キロワットの需要が減らせるように設定しており、道内の電力需要(308万キロワット)の約47%に相当する。ただ、これを上回る供給力減少に見舞われ全域停電に至ったとみられる。

 この点について、初会合の終了後に記者会見した横山氏は「他の電力会社が持つ(強制停電の)量や北電の地域的な特性を含め、今後検証していく課題だ」と指摘。同席した広域機関の内藤淳一理事は「(強制停電の量は)むやみに増やせばいいわけではなく、バランスが難しい」とした。

 検証委は今後、強制停電の量の設定について、見直しが必要かどうかも含めて検証を深めていく方針。

 一方、地震発生直後は苫東厚真の2、4号機の停止による116万キロワットの供給力減少などに加え、水力や風力の発電所の停止で推定60万キロワット規模の減少も起きていたことも分かった。