猛暑に備えを、各社が省エネ商品投入 井戸水やミストで住宅環境に対策 (1/2ページ)

アキュラホームが月内限定で販売している井戸掘り付き住宅
アキュラホームが月内限定で販売している井戸掘り付き住宅【拡大】

 今夏の記録的な猛暑や北海道地震などの自然災害を踏まえ、住宅会社や住宅設備機器メーカーなどは、省エネ型の暑さ対策機能を備えた商品を相次いで投入している。

 木造注文住宅を手掛けるアキュラホーム(東京都新宿区)は今月30日までの期間限定で、井戸掘り付き住宅「井戸のある家」を販売している。

 井戸水は外気の影響を受けにくいことから年間を通して15度程度を維持しており、夏は水道水に比べて冷たく感じ、冬は凍結することなく温かい水として使用できる点が売り物だ。

 とくに夏の暑い日は有効。打ち水でまかれた水は蒸発する際に地面の熱が奪われるため、周辺が約2度下がるといわれ、水道水の節約にもつながるからだ。

 アキュラは猛暑や大規模な自然災害が発生した年に「井戸のある家」を限定で販売しており、今回が3回目となる。今年は7月に発生した西日本豪雨と9月の北海道胆振東部地震で、断水の問題が深刻化した。災害時の避難生活で最もストレスを感じるのはトイレの断水といわれ、井戸水は災害時の非常用水としても活用できることから、こうした観点からの導入の提唱に力を入れている。

 井戸のある家は、同社のベース商品である「住みごこちのいい家」に井戸をセットにして販売。施工・設置までを組み入れたプランのほかに、顧客が自ら手掘りで施工できる2プランを用意している。延べ床面積が97.7平方メートルの場合、本体価格は1610万円から。

続きを読む