森永「チョコフレーク」生産終了 千葉の子会社工場閉鎖で

 森永製菓は28日、同社のチョコレート菓子「チョコフレーク」の生産を終了すると発表した。商品を製造している千葉県野田市の子会社工場を平成31年12月に閉鎖するためで、同社は31年4~6月ごろに生産を終える予定としている。

森永製菓が生産を終了する「チョコフレーク」

森永製菓が生産を終了する「チョコフレーク」

 森永はコーンフレークにチョコをコーティングした「チョコフレーク」を昭和42年から販売。甘くて軽い食感が人気を集めたが、最近は健康ブームが逆風となって売り上げが落ち込んでいた。

 「チョコフレーク」は森永の他に日清食品グループの日清シスコが製造している。

 森永はまたソフトキャンディー「ハイチュウプレミアム」などを製造する甲府市の子会社工場も平成32年3月に閉鎖すると発表した。同商品の製造は他の工場に移管する。