AOKI(横浜市都筑区)は4日、オーダースーツの販売強化に向けた事業戦略発表会を東京都内で開催し、タブレット端末を使用したパーソナルオーダースーツシステムを発表した。
新システム「OASYS(オアシス)」は、サイズ、補正、生地やオプションの選定など全プロセスをタブレット端末で対応する。細かいデザインや着用イメージを、スーツの完成を待たずに確認することができる手軽さが特長だ。AOKIホールディングスの青木彰宏社長は「買いやすい価格と約3週間の納期という手軽さを実現した」と語った。
新システムは5日から全国570店舗で開始。スーツの販売価格は1着3万8千~17万8千円(税別)で、今後は同社のインターネット通信販売サイトにも導入し、自宅でもオーダースーツを購入できるシステムを構築するという。