住生とアクサ、介護関連サービスで提携

 住友生命保険とアクサ生命保険は3日、介護関連サービスを共同開発し、保険契約者向けに提供を目指すことで業務提携したと発表した。介護予防に効果があるプログラムを大学などと連携して作成する方針だ。長寿化を背景に介護関連の需要は高く、保険の販売増加につなげる狙いがある。2019年度中にも首都圏や大都市でサービスを試験的に始める。収益力などを検証した上で、21年度以降に本格展開する考えだ。介護施設の運営事業者への共同出資も検討する。提携によりサービスを提供するための費用を減らせる利点があるという。