【西日本豪雨】貨物も3カ月ぶり正常化

JR山陽線の貨物列車の運転が再開され、東京へ向かう福岡発の一番列車=13日午前、広島市
JR山陽線の貨物列車の運転が再開され、東京へ向かう福岡発の一番列車=13日午前、広島市【拡大】

 JR貨物は13日、7月の西日本豪雨の影響で運休が続いていた山陽線の貨物列車の運転を再開し、東京へ向かう上りの一番列車を広島貨物ターミナル駅(広島市南区)で公開した。山陽線経由での運転は約3カ月ぶりで、鉄道による貨物輸送も正常化する。

 山陽線は豪雨による土砂崩れなどで寸断され、貨物列車も運休となった。JR貨物はトラックや船舶による代替輸送や日本海側を通る山陰線経由の迂回輸送を実施していた。

 午前9時すぎ、宅配便の荷物などを積んだ福岡発の一番列車が到着。運転士の交代後、東京へ向けて出発した。JR貨物広島支店の小林重聡支店長は「やっと再開できたので、鉄道貨物を利用してもらえるよう努力したい」と話した。

 被害に遭った区間の復旧に合わせ、山陽線を経由する貨物列車は9月30日に運転再開する予定だったが、山口県内の一部で土砂崩れのため再び不通になり、延期になっていた。

 山陽線の運転再開で代替輸送と迂回輸送は終了する。