シーテック開幕 五輪向けの新技術も続々 (1/2ページ)

バンダイナムコのMSプログラミング講習キット「ZEONICTECHNICS」はガンダムの世界観を楽しみながらプログラミングなどを学べる=16日午前、千葉市美浜区の幕張メッセ(宮崎瑞穂撮影)
バンダイナムコのMSプログラミング講習キット「ZEONICTECHNICS」はガンダムの世界観を楽しみながらプログラミングなどを学べる=16日午前、千葉市美浜区の幕張メッセ(宮崎瑞穂撮影)【拡大】

  • 幕張メッセで開幕した「シーテックジャパン2018」=16日午前、千葉市
  • 「CEATEC(シーテック)ジャパン2018」が開幕し、多くの来場者が詰めかけた=16日午前、千葉市美浜区の幕張メッセ(宮崎瑞穂撮影)

 国内最大の家電・IT見本市「CEATEC JAPAN(シーテック・ジャパン)2018」が16日、千葉市の幕張メッセで開幕した。東京五輪・パラリンピックが2年後に迫る今回は、大会運営や観戦のほか、需要が一層高まる訪日客対応に役立つ技術を、多くの企業がアピールしている。

 五輪カラーを強く打ち出したのはNEC。スタジアムに見立てた展示ブースでは、大会関係者の入場管理に採用された「顔認証システム」を体験できる。このほか、AR(拡張現実)ゴーグルで選手データを見ながら競技を観戦できるシステムや、次世代通信規格5G用のアンテナに道案内・避難誘導用の表示装置などを組み合わせた「スマート街路灯」も並ぶ。

 安全対策が必要なのは、五輪会場だけではない。日立製作所は、歩き方や服装などからAI(人工知能)が人物を特定し、複数の防犯カメラで動きを追跡できる映像解析技術を展示。三菱電機も、介助が必要な障害者や、駅のホームから落ちそうな人をふるまいで検知するシステムを「警備の人手不足を補ってほしい」(同社)と売り込む。

 パナソニックや京セラなどは、車の自動運転に用いる最新のレーダー・センサー技術を紹介。五輪でも選手の移動などに自動運転車の活用が想定されている。

 富士通は、体操選手の演技などを、3次元センサーでCGデータ化する技術を出展した。日本体操協会と2年前から共同研究を進めており、審判員の採点支援を目指す。選手強化にも活用を広げたいという。

 世界初のチューナー内蔵型8K液晶テレビを並べたシャープは、五輪商戦の盛り上がりに期待を寄せる。

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