アルパイン・アルプス電統合 香港のファンド、配当300円要求

 車載機器を手掛けるアルパインは15日、12月中旬に実施予定の臨時株主総会で、大株主である香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントから普通株式1株当たり300円の配当を実施するよう要求する株主提案を受けたと発表した。

 株主総会では親会社アルプス電気との経営統合案の承認を求める予定。

 オアシスはこれに反対しており、株主提案は統合が否決されることを前提としている。アルパインの2018年3月期の年間配当は30円だった。

 アルパインは株主提案に対する意見を取締役会で決議した上で公表すると説明している。

 物言う株主として知られる米投資ファンドのエリオットグループもアルパインの大株主。アルパインのアルプス電気との統合に対する立場を明確にしていないが、アルパインやオアシスなどと委任状争奪戦に発展する可能性がある。