グーグル、欧州でメーカーにライセンス有料化

グーグルのロゴ=チューリヒ(ロイター)
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 米グーグルは16日、欧州で、グーグルのアプリを初期設定で搭載したスマートフォンやタブレット端末を販売するメーカーに対し、ライセンスを有料化すると発表した。グーグルはメーカーに対し、アプリを無償提供してきたが、事業モデルをいったん見直す。消費者には直接の影響はないとみられる。

 グーグルは、自社アプリ搭載のスマホを巡って欧州連合(EU)欧州委員会と係争中で、有料化は訴訟期間中の暫定措置としている。

 欧州委は7月、アンドロイドのスマホ搭載を巡り、EU競争法(日本の独占禁止法に相当)に違反するとして同社に43億4千万ユーロ(約5600億円)の制裁金の支払い命令とともに、90日以内に違反行為をやめなければ、親会社アルファベットに罰金を科すと警告。グーグルはこれを不服として、EU司法裁判所に提訴した。(共同)