【経済インサイド】人口減少も関係なし! 拡大するチョコレート消費、販売好調の理由は (3/4ページ)

 「チョコの原料のカカオには『カカオポリフェノール』が多く含まれ、動脈硬化予防や高血圧の改善に役立ちます。そのカカオの含有量が多いタイプを『ハイカカオチョコ』と呼び、いま、最も人気があるのです」

 また、腸内環境改善に役立つ乳酸菌配合のチョコなど機能性を強化した商品も登場しており、「健康を気遣う男性も含めた大人が積極的にチョコを食べるようになっている」(業界関係者)。

 結果、ここ数年のチョコ旋風が巻き起こったわけだ。

 メーカー側は千載一遇の商機とみてチョコ増産にシフトする。業界大手の明治は約270億円を投じて埼玉・大阪両府県の2工場の生産ラインを増設。「ハイカカオチョコの『チョコレート効果』シリーズなどの生産を手がける」(同社)としている。

ローソンが発売した「Uchi Cafe プレミアムルビーチョコレートのロールケーキ」=9月18日、東京都港区(柳原一哉撮影)

ローソンが発売した「Uchi Cafe プレミアムルビーチョコレートのロールケーキ」=9月18日、東京都港区(柳原一哉撮影)

 コンビニ、チョコ品ぞろえに注力

 小売りの最前線、コンビニエンスストアもチョコ人気を見逃さない。ローソンはルビーチョコを使った「Uchi Cafe プレミアムルビーチョコレートのロールケーキ」を9月25日から発売。「発売から4週間で110万個を売り切る」と涌井和広・上席執行役員は自信を見せる。

「一過性のブームではなくベースが上がった」