菅官房長官 来年10月に向け携帯電話値下げの環境整備強調

定例会見に臨む菅義偉官房長官=22日午前、首相官邸(春名中撮影)
定例会見に臨む菅義偉官房長官=22日午前、首相官邸(春名中撮影)【拡大】

 菅義偉(すが・よしひで)官房長官は22日午前の記者会見で、「4割値下げの余地がある」と主張する携帯電話の料金について「事業者間の競争がしっかり働く仕組みが大事だ。来年10月に楽天がサービスを始めるので、そこまでの間に(大手)3社の寡占状況はなくさないといけない」と述べ、来年10月の楽天の新規参入などを踏まえ、値下げに向けた競争環境を整備する考えを示した。

 菅氏は携帯電話市場について「3社で約9割の寡占状態が続いており、競争はまったく行われていない」と重ねて強調。「競争が働く仕組みを作るのが政府の責任だ。総務省で検討会が開かれており、スピード感をもって検討し、結果を得られたものから速やかに対応していくことが大事だ」と述べた。また、事業者に対し「できる限り早く分かりやすいサービス、納得のできる料金を実現してほしい」と注文をつけた。