日本郵便、福島でドローン輸送開始 小高~浪江間9キロで11月7日から

日本郵便が初めて実サービスで導入するドローン=30日、東京都千代田区
日本郵便が初めて実サービスで導入するドローン=30日、東京都千代田区【拡大】

 日本郵便は30日、自動で飛行する小型無人機「ドローン」を使った輸送を福島県内で11月7日から開始すると発表した。局間の書類のやりとりのほか、小型商品を郵便受けに配送する「ゆうパケット」の局間輸送などでも活用、日本郵政が実サービスで初めてドローン導入する。国内で初めて、操縦者が機体を視認できない範囲でドローンを運行する「目視外飛行」を行う。

 ドローンを使った輸送は南相馬市の小高郵便局と浪江町の浪江郵便局の間の約9キロで実施。11月7日以降、毎月第2、第3週の火曜から木曜にかけて運行する。荷物は約2キロまでで、局内に置くチラシなど、社内の書類が中心になるが、ゆうパケットの配送に利用することもあり、実サービスでのドローン活用が本格化する。

 片道約15分で飛行し、1日最大で2往復する。これまでは、小高~浪江郵便局間の荷物は軽自動車で運んでいたが、約25分かかっていた。人手不足が深刻な山間部や離島などでの業務効率化につなげる狙いがある。