トヨタ、工場跡地に 次世代技術実証へ 先進都市開発計画

 トヨタ自動車が、2020年末までに閉鎖する子会社の東富士工場(静岡県裾野市)の跡地で、自動運転車を使った住民送迎や宅配サービスなど、次世代技術を実証する先進都市開発の検討に入ったことが2日、分かった。20年代後半までの完成を目指す。

 通信機能を強化した「コネクテッドカー(つながる車)」から家電製品を操作できる住宅を整備し、商業施設も開業。IT企業とも連携する。

 トヨタは跡地の活用法は決まっていないとした上で「モビリティー(乗り物)ビジネスでの活用を軸として、地域社会と成長、発展できる方法を検討する」とコメントしている。

 東富士工場の敷地面積は約26万平方メートルで、子会社のトヨタ自動車東日本(宮城県大衡村)が運営し、小型車「ポルテ」や「ジャパンタクシー」を生産している。宮城大衡工場(大衡村)と岩手工場(岩手県金ケ崎町)への生産集約に伴い閉鎖する。