キリン、AIでおすすめビール提案 「ビアナビ」のテスト展開開始へ

 キリンは7日、人工知能(AI)を活用して、好みのクラフトビールを案内するサービス「ビアナビ」のテスト展開を開始すると発表した。タブレット端末を利用し、約10件の質問に答えるだけで、利用者本人が自覚していない嗜好(しこう)を予測して、それに合ったビールを提案する。

 キリンがこれまでの開発で収集したビールに対する嗜好や属性、ライフスタイルなどのデータと、産業技術総合研究所の人工知能技術コンソーシアムのAIアルゴリズムを組み合わせてシステムを開発した。質問はビールの好みだけでなく、「コーヒーの好み」「パクチーが好きか」や、「料理の献立を考えるのが好きか」など、ビール選びとは一見関係のないようなものも含まれる。

 キリンはクラフトビール事業の強化を打ち出しているが、まだ、ビール類の中でクラフトビールは1%程度という状況。今回のサービスで、好みのビールを見つけやすくし、クラフトビール飲用体験を増やすことで、市場拡大を狙う。

 今回のテスト展開は8日から12月16日まで、キリングループのパブである「キリンシティプラス池袋WACCA(東京都豊島区)」「同横浜ベイクォーター(横浜市)」の2店舗で実施する。