ダイナム「家族申告」で入店制限 依存対策の一環、全406店導入を完了

 パチンコホールを全国にチェーン展開するダイナム(東京都荒川区)は5日、家族からの申し込みで顧客の入店を制限する「家族申告プログラム」の導入を、10月31日にダイナム全406店舗で完了した旨、発表した。今後は、昨年7月から全店にて運用中の「自己申告プログラム」に加えて、家族からの申し込みでも顧客の入店制限が可能となる。

 自己申告プログラムとは、遊技への過度なのめり込みを抑制したい顧客をサポートする仕組みで、パチンコホールの会員管理システムを活用。顧客自身が「1日の遊技金額」「1カ月の来店回数」「1日の遊技時間」を決め、遊技金額と来店回数については上限設定値が超過した翌来店日に、遊技時間については上限設定値に達した際に、店舗スタッフが顧客に知らせる。加えて、顧客自身による「遊技しない」宣言を前提に、店舗にて遊技が確認された際にスタッフが退店の声掛けをする入店制限のプログラムも用意している。

 家族申告プログラムは、家族からの申し込みで顧客の入店を制限するもので、顧客の同意の下、店舗での遊技が確認された際にスタッフが声掛けを行う。ちなみに、申し込みの際には、顧客の同意書が必要となる。家族申告プログラムの運用フローは、「家族の申し込み(顧客の同意が必要)」→「顧客が来店した場合、スタッフが声掛け」→「家族への報告(店舗スタッフが連絡)」。あくまでも、顧客を見かけた際にスタッフが声掛けを行い、家族に連絡をするものであり、強制的に遊技をやめてもらうというものではないが、家族の安心につながる有効な取り組みといえる。(ニュース提供・LOGOS×娯楽産業)