日航、パイロット飲酒で運航遅延12件 昨夏以降

日本航空機のマーク=15日午前、羽田空港
日本航空機のマーク=15日午前、羽田空港【拡大】

 日航が実施している乗務前のパイロットに対するアルコール検査で、基準を超えたため乗務員が交代するなどして運航遅延となったケースが、昨年8月以降、12件あったことが15日、日航への取材で分かった。内訳は機長8人で、副操縦士が4人。呼気1リットル当たり0・12~0・25ミリグラムのアルコールを検出したという。

 同社は全パイロットに検査を実施しており、呼気1リットル当たり0・1ミリグラム未満でないと乗務できないと定めている。

 検査は日航の社内規定に基づいて複数回実施したといい、12件のうち4件は基準値を下回る結果もあり、アルコールの影響がないことが確認できたとして、そのまま乗務した。

 パイロットが交代したり、追加の検査をしたりしたことに起因する遅延時間は、1分~1時間11分だった。