日仏閣僚会談 日産ルノー連合の継続支持で「沈静化」図る

会談を終え、握手を交わすフランスのルメール経済・財務相(左)と世耕経産相=22日、パリ(ロイター)
会談を終え、握手を交わすフランスのルメール経済・財務相(左)と世耕経産相=22日、パリ(ロイター)【拡大】

  • 会談を前に握手するフランスのルメール経済・財務相(左)と世耕経産相=22日、パリ(AP)
  • フランスのルメール経済・財務相との会談後、記者の質問に答える世耕経産相=22日、パリ(共同)

 世耕弘成経済産業相は22日、パリでフランスのルメール経済・財務相と会談した。日産自動車の代表取締役会長だったカルロス・ゴーン容疑者の逮捕を受け、「日産と(フランス大手)ルノーの連合が協力関係を維持する意思を両国政府は強く支持する」との共同声明を発表した。

 ルノーのトップも務めるゴーン容疑者は連合の要だった。提携関係が揺らぐ恐れがある中、逮捕後に続く再度の共同声明で「事態の沈静化」(フランス当局者)を図った形だ。ゴーン容疑者逮捕以来、日仏の閣僚が会って協議するのは初。世耕氏は会談後、記者団に「連合の関係が安定的に続くことが非常に重要だということも確認した」と述べた。

 フランス政府はルノーの筆頭株主で、以前から連合強化を訴えている。日産は提携継続の姿勢を示すが、社内ではルノーの影響力を弱めるべきだとの意見も強い。世耕氏は「今後の連合の在り方は、関係者が合意納得した上で進めることが重要」と指摘した。