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三菱商事、1億3500万円出資 新規事業公募第1弾、エピゲノム解析企業

 三菱商事は26日、エピゲノム解析のスタートアップ企業Rhelixa(レリクサ、東京都千代田区)の第三者割当増資を引き受けたと発表した。同社のほか、SOMPOホールディングス、起業支援のリバネス(東京都新宿区)も出資しており、総額は2億5000万円。このうち三菱商事が最大の1億3500万円を引き受ける。同社生活産業グループが今年3月に試験導入した新規事業公募制度の第1弾。発案した30歳前後の若手をレリクサの役員に派遣した。

 三菱商事はエピゲノムの解析で、家畜の育成に変化を与える要因を特定。畜産の飼料開発や効率化につなげたい考えで、三菱商事のネットワークや事業化ノウハウ活用し、レリクサの企業価値を高める。

 生物の設計図である遺伝子に含まれる塩基配列の情報は「ゲノム」と呼ばれ、先天的に決まる。一方、後天的に遺伝子を調節したり、遺伝子の働き方を変えたりする仕組みを総称して「エピゲノム」(後天的な遺伝子変化)と呼ぶ。

 例えば、がん遺伝子の働きは細胞の種類で異なるが、がんの発生や進行はエピゲノムの異常が深く関わる。解析が進めば、がんや糖尿病などの生活習慣病や肥満、認知症の予防につながる可能性がある。

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