【経済インサイド】ついに5台に1台に、ハイブリッド車は「普通の車」になった (3/3ページ)

ホンダが発売する新型ハイブリッド車「インサイト」=東京都港区
ホンダが発売する新型ハイブリッド車「インサイト」=東京都港区【拡大】

  • 日産自動車が投入する「セレナeパワー」=横浜市西区
  • トヨタ自動車が10月に発売した高級車「レクサスES」にもハイブリッドシステムが搭載されている=東京都千代田区(飯田英男撮影)

 各社がHVを投入する背景には、世界で厳格化されている環境規制への対応がある。欧州ではディーゼルエンジンが規制対応の主役だったが、独フォルクスワーゲンの不正を契機に退潮気味だ。また、電気自動車は充電設備が必要なため、「電欠」の不安が根強く、エンジン車と同じように使えるHVが現実的な“解”となっている。トヨタは今月、30年9月中間連結決算を発表。増収増益だった要因の一つに、「欧州でHVが売れている」(白柳正義専務役員)ことを挙げた。

(高橋寛次)

 ハイブリッド車 エンジンと電気モーターの両方を搭載した自動車。トヨタ自動車が平成9年に世界初の量産車「プリウス」を投入し、普及が始まった。モーターで走行しながら発電もできる「ストロングハイブリッド」、モーターがエンジンの補助的な役割を果たす「マイルドハイブリッド」、エンジンで発電してモーターを動かす「シリーズハイブリッド」などがある。