米、中国車関税引き上げ検討 40%に 中国の高関税「実にひどい」

中国の関税について語るロバート・ライトハイザー米通商代表=5月、米ワシントン(AP)
中国の関税について語るロバート・ライトハイザー米通商代表=5月、米ワシントン(AP)【拡大】

 【ブエノスアイレス=塩原永久】米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表は28日、中国から輸入する自動車に課す関税の引き上げを検討すると発表した。ライトハイザー氏は声明で「トランプ米大統領の指示により、関税を(中国側の税率と)同率にするあらゆる手段を調査する」と言及。中国が米国からの輸出車に課す40%にまで引き上げる可能性を示唆した。

 今月末からアルゼンチンで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせ、トランプ氏と習近平・中国国家主席が会談する予定。ライトハイザー氏は「中国は意味のある改革案を携えて交渉のテーブルに着こうとしていない」と指摘し、中国に圧力をかけた。

 声明で同氏は「自動車関税に関する中国の政策は実にひどい」と述べ、中国が米国をはじめとする外国からの輸入車に課している高い税率を厳しく批判した。