10月の自動車国内生産 6.7%増 災害影響を挽回

 自動車主要8社が29日発表した10月の国内生産台数は、前年同月比6.7%増の84万835台だった。トヨタ自動車は北海道地震や台風21号の影響による遅れを取り戻す「挽回生産」を進め、4.3%増の28万365台となった。マツダは12.0%増で、広報担当者は「西日本豪雨前の水準に戻った」と説明した。

 日産自動車は5.8%減の7万7753台だった。北米向けのスポーツ用多目的車(SUV)「ローグ」などの生産減が響いた。

 SUBARU(スバル)は一部車種で前年に好調だった反動が出て、0.1%減の6万4234台。ブレーキの検査不正など一連の問題を受け、生産体制を見直す方針を示す。2019年3月期の国内生産台数を当初計画より約1万6000台少ない65万6000台に減産すると今月5日に発表した。

 8社合計の海外生産は6.9%増の180万2289台だった。三菱自動車が60.0%の大幅増で、スズキやダイハツ工業なども伸びた。

 輸出の合計は4.2%増の40万4973台。ホンダは北米向けの「シビック セダン」が牽引(けんいん)し、約2.9倍となった。