栃木発の運搬用電動三輪、東京・豊洲市場を快走 (1/2ページ)

豊洲市場内を走る電動トライク「IFーT1」の荷台部分=東京都江東区(根本和哉撮影)
豊洲市場内を走る電動トライク「IFーT1」の荷台部分=東京都江東区(根本和哉撮影)【拡大】

  • 豊洲市場内を走る電動トライク「IFーT1」=東京都江東区(根本和哉撮影)
  • 豊洲市場を走る電動トライク「IFーT1」=東京江東区(根本和哉撮影)

 築地市場(東京都中央区)から移転し、10月11日に開場した豊洲市場(江東区)に「トライク」と呼ばれる電動三輪スクーターの新型車が導入され、鮮魚などの積み荷の運搬に活躍している。開発したのは、レーサーの経験も持つ社長が率いる栃木県鹿沼市の自動車部品メーカー「イケヤフォーミュラ」。高速と安定した走りを備える能力の高さに加え、小回りの良さが市場の卸売業者らに好評という。

 同社が今夏、商品化に成功した新型トライク「IF-T1」は時速58キロの最高速度を誇る。移転後の現在も市場内で主力として使われている小型運搬車「ターレ」(時速15キロ程度)と比べ、約4倍のスピードだ。最大積載量は1000キロ程度のターレにはかなわないものの、平均的な三輪スクーターの約5倍にあたる150キロの運搬能力を持つ。

 豊洲市場のスタートに合わせ、卸売業者ら8社が計10台の新型トライクを採用。漬物店「吉岡屋」の鈴木涼平さん(19)は「小回りが利くので市場内の狭い道もスムーズに走れるし、ターレより速くて安定している。仕事がしやすくなった」と話す。

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