経営

「凡人起業」のススメ 35歳で起業、38歳で大企業に売却した私の事例~航海(1) (3/4ページ)

 ◆20代での起業と30代半ばでの起業の違い

 起業してわかったことがあります。それは、30代は「やりたいことをやる」ために起業してはいけないということです。

 20代と30半ばでは人生状況が異なるためです。

 20代であれば、とりあえず「やりたいこと」でも良いでしょう。身軽ですから失敗してもやり直せますし、1回目の失敗経験から学べば、次でうまくいくかもしれないからです。夢を大きく語って勝負するのが良いでしょう。

 一方、30代では市場を無視して「やりたいことをやる」と言って失敗すれば、無責任でしょう。失敗できないので、責任感から起業に踏み切れない人が多いのではないでしょうか。

 ですから30代で大事なことは「やりたいこと」より、それまでの経験で培った自分の強みを活かして「見えていること」「求められていること」をやることです。

 30代からの事業の見つけ方としては、あなたが今いる業界の変化を察知し、自分の経験を活かせるかを考えましょう。

 私の場合、ガラケーからスマホへという、モバイル業界の変化がありました。そこで、ガラケー業務に携わって得たゲームのマーケティングの知見を活かし、起業したわけです。

 ご自身が身を置く業界内でも、必ず変化が発生しているはずです。その変化に対する、経験を活かした、自分なりのITサービスでの解決法をみつければ、それを軸に起業することは可能です。

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