超小型衛星ビジネスを展開するアクセルスペースへ投資


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 -グロースステージを対象としたベンチャー投資事業「グロースI 事業」の第1号案件に決定-

 三井不動産株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 菰田正信)とグローバル・ブレイン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 百合本安彦)は、共同で運営するグロースステージのベンチャー企業を投資対象とした総額300億円のベンチャー投資事業「グロースI 事業」より、リードインベスターとして、超小型衛星を活用した宇宙ビジネスを展開する株式会社アクセルスペースへ出資を行いましたのでお知らせします。なお、今回の出資は「グロースI 事業」における第1号案件となります。

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<左より:三井不動産 ベンチャー共創事業部 事業グループグループ長 田中伸幸、ベンチャー共創事業部長 菅原晶、
株式会社アクセルスペース 代表取締役 中村友哉、グローバル・ブレイン株式会社 代表取締役社長 百合本安彦、
グローバル・ブレイン株式会社 パートナー 青木英剛>

 ■アクセルスペースについて

 アクセルスペースは2008年の設立以来、超小型衛星を活用した宇宙ビジネスを展開しており、これまでに株式会社ウェザーニューズと共同開発した北極海観測衛星を含む3機の実用衛星の開発および打ち上げ・運用を行った実績があります。2015年にはベンチャーキャピタル等から約19億円の資金調達を実施し、毎日全地球観測インフラ「AxelGlobe(アクセルグローブ)」の構築構想を発表しました。「AxelGlobe」とは、100kg級の地球観測用超小型衛星「GRUS(グルース)」を数十機打ち上げることによって、人間が経済活動を行っている地域のほぼ全てを毎日撮影、画像データを蓄積し、過去から現在にわたるデータを分析、未来予測に繋げていくプロジェクトのことであり、2022年までの完成を目指しています。

 ■両社の経緯について

 アクセルスペースと三井不動産との関係は2009年に遡ります。当時アクセルスペースは柏市の産業支援施設を活動の拠点にしていました。また、柏の葉を拠点とする技術系ベンチャー支援組織、一般社団法人TXアントレ-プレナーパートナーズ(TEP)のサポートを受けており、そのコーポレート会員である三井不動産とも接点が生まれました。
その後、2015年に、アクセルスペースは業務拡大に伴うオフィス拡大移転の検討に着手しましたが、超小型衛星製造のためのクリーンルーム、衛星搬出が可能となる間口の広いドアやエレベータなど、既存ビルでは難しいことが判明し、三井不動産は日本橋の所有地に新たにビルを建設し提供することとしました。オーダーメイドオフィスの設計・建設をきっかけに、アクセルスペースと三井不動産との信頼関係は強固なものとなり、両社の共創の検討が加速し、今回の出資に至りました。
三井不動産は今後も、ベンチャー企業のニーズに対して全方位的な支援を提供して参ります。

 ■投資理由について

 三井不動産は新しい事業領域の開発、本業強化のためにベンチャー企業へ投資しており、アクセルスペースが目指す超小型衛星を活用した宇宙ビジネス、および中村社長を始めとするアクセルスペース社の経営陣に大きなポテンシャルを感じています。AxelGlobeは三井不動産の本業である街づくりを始め、近年多発している自然災害への対策等、衛星写真の活用範囲は無限に広がる可能性があり、新しい産業創出にも寄与するものと考えています。
三井不動産は、社会の発展に付与する新産業創造を目指し、2015年4月から展開するベンチャー共創事業および「グロースI 投資」事業を引き続き強化していきます。

 ■三井不動産 代表取締役副社長 北原義一 コメント

 「2015年のベンチャー共創事業部設立以来、三井不動産は長期的な視点でベンチャー支援を行っています。“グロースI 投資”事業は、革新的な技術・サービスを有するベンチャー企業に、長期的な目線で大型投資を行う事業です。アクセルスペースが掲げる毎日全地球観測インフラの構想は、まさに革新的な技術によって日本の新産業となる可能性があります。今回の出資をきっかけに三井不動産の持つリソースを活用して、アクセルスペースの事業を支援していきたいと考えています。」

 ■グローバル・ブレイン 代表取締役社長 百合本安彦 コメント

 「超小型人工衛星の世界的パイオニアであるアクセルスペースが持つ高い技術力、事業開発能力と優秀な経営陣、そしてこれまでの実績を評価し、今回出資を決定しました。日本発の革新的技術でグローバルに事業展開を目指すアクセルスペースはまさに“グロースI 投資”事業の第1号案件に相応しいと思っています。グローバル・ブレインとしても引き続きリソースを最大限活用し、多面的なサポートを行ってまいります。」

 ■アクセルスペース 代表取締役CEO 中村友哉 コメント

 「三井不動産には、弊社の歴史がまだ浅い頃から、長きにわたり支援をいただいています。特に2017年にご提供いただいた現オフィス(中央区日本橋本町オフィス)には弊社の要望を最大限取り入れていただいており、弊社社員にとって会社自慢の一つとなっています。今回、2015年に出資いただいたグローバル・ブレインに加え、三井不動産にも弊社の資金調達にリードインベスターとして参画いただけることとなり、大変うれしく思っています。最初のGRUS打ち上げを目前に控える中、今回の調達によりAxelGlobe構築をさらに加速させ、完成への歩みを確実なものとしていきたいと考えています。

 ■三井不動産株式会社 ベンチャー共創事業部 [WEB]http://www.31ventures.jp/

 三井不動産は、本業強化・事業領域拡大に向け新産業を創造するため、2015年4月にベンチャー共創事業部を設立しました。ベンチャー共創事業部では、ベンチャー企業向けオフィスの運営や、三井不動産の幅広い商圏と多岐にわたる事業領域をいかし、「資金」「コミュニティ」「支援」の3本柱でベンチャー企業との新産業の共創を推進しております。
グローバル・ブレインとは、2016年に、コーポレートベンチャーキャピタルファンド「31VENTURES Global Innovation Fund 1 号」を総額50億円で設立し、アーリー期を中心として国内外のベンチャー企業へ出資を実行してきました。さらに、2018年5月に、両社で、主に日本国内において革新的な技術・サービスを有するグロースステージのベンチャー企業を投資対象とした総額300億円の「グロースI投資」事業を発表しました。

 ■グローバル・ブレイン株式会社 [WEB]https://globalbrains.com/

 経験豊富なプロフェッショナルによる徹底したハンズオン支援でベンチャー企業の成長と、イノベーションの創出にコミットする独立系ベンチャーキャピタル。サンフランシスコ、韓国、シンガポールに拠点を持ち、グローバル規模でのベンチャー企業とのネットワークを有します。三井不動産とは、2015年に総額50億の「31VENTURES Global Innovation Fund 1 号」のファンドを設立しファンド運用を行うとともに、2018年には総額300億となる「31VENTURES-グローバル・ブレイン-グロースI事業本投資事業」を共同で立ち上げました。これまでの累計運用資産総額は1,000億円を超えます。