米通信大手、1万人削減 ベライゾン、5G対応で

 米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズは10日、約1万400人が自発的な退職に応じたと発表した。高速大容量の第5世代(5G)移動通信システムへの投資がかさむため、財務体質の強化が狙いとみられる。

 ベライゾンは「5G時代の成長機会を有効活用するための組織の再編成」と説明。退職者は割増退職金を受け取れるという。同社の従業員数は今年9月末時点で15万2300人。(共同)