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京王プラザ、障害者・高齢者に配慮 高級ユニバーサル室新設

 京王プラザホテルは10日、15日から宿泊サービスを始める障害者や高齢者らに配慮したユニバーサルルームを報道陣に公開した。

 2020年東京五輪・パラリンピックを控え、宿泊施設のバリアフリー化の遅れが課題となっている。同ホテルは、ユニバーサル対応を強化して、健常者を含む幅広い顧客層を取り込みたい考えだ。

 既存のデラックスツインルーム(1室2人利用の場合3万5300円から)10室は、バスルームを一回り大きくして車椅子利用客の使い勝手をよくした。また、新たにバリアフリー法などに準拠したラグジュアリーデラックスツイン(同5万6000円から)と、ジュニアスイートツインルーム(同6万4100円から)を計3室設置した。

 いずれも扉やスロープ、ベッド間の幅を車椅子で利用しやすいように広げたほか、スイートルームでは車椅子のままシャワーを利用できる。視覚障害者向けの音声標識ガイドシステムや、聴覚障害者に対応したアラートシステムなども設置した。

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