現場の風

カタログ通販の強み、ECに生かす ディノス・セシールCECOに聞く (1/2ページ)

 □ディノス・セシールCECO・石川森生さん(34)

 --カタログ通販の電子商取引(EC)事業を統括する

 「EC専業企業の経営トップだったが、2年前にディノス・セシールに入社した。想定の範囲内だったが、この時点では、ディノス・セシールの事業は本来的な意味で、ECという状況ではなかった。そもそもECというのは、商品の紹介から注文、決済、そして離れていった顧客を呼び戻すための施策など、全ての業務をWEB(インターネット)を活用して展開するものだ。しかし、入社当時のECは、カタログやテレビ番組を見て商品を注文する際、電話か、はがきか、それともWEBかという注文ツールやクレジットカード決済のツールでしかなかった。カタログや番組にひも付いているECから、本来のECに向けて仕組みを変えてきた」

 --アマゾンなどと競合するか

 「大手のECサイトとは競合しないことを前提に取り組んでいる。今のECでは、消費者は既に欲しいものが決まっていて『最も安く』『最も早く』など合理的な判断でサイトを選択している。しかし、カタログ通販がベースにある強みをECに生かしていく」

 --強みとは

 「カタログ通販は、消費者がカタログや番組を見て商品を欲しくなる。(カタログなどで)購入動機を喚起させることができるわけだ。購入を決める前の客層をつかめていることは、一般的なECとの大きな違いで、有利なポジションだ。ECでも消費者の潜在ニーズを顕在化させることで差別化できる」

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