東南ア配車大手グラブに170億円 ヤマハ発が出資

 ヤマハ発動機は13日、シンガポールを拠点とする東南アジアの配車大手グラブと提携したと発表した。グラブに対し、1億5000万ドル(約170億円)を出資する。インドネシアを中心としたバイクによる個人タクシーサービスに技術を提供する。

 ドライバーがどれだけ安全に運転しているかを数値で評価し、利用者の満足度向上につなげることができるという。

 グラブの顧客基盤を活用することで二輪車の販路を拡大し、次世代の製品開発にも生かす。

 グラブは東南アジア8カ国の約200都市で、個人のライドシェア(相乗り)やタクシーの配車サービス、運転手向けのレンタカー事業を展開している。