ゴーン前会長の姉提訴へ 日産「不当利益得ていた」

カルロス・ゴーン被告(福島範和撮影)
カルロス・ゴーン被告(福島範和撮影)【拡大】

 日産自動車は14日、実態のない契約で不当な利益を得ていたとして、前会長、カルロス・ゴーン容疑者(64)=金融商品取引法違反容疑で再逮捕=の姉をブラジル・リオデジャネイロの裁判所に提訴する方針を明らかにした。関係書類を裁判所に提出したという。

 関係者などによると、ゴーン容疑者の姉は平成14年に日産とアドバイザー契約を結び、毎年約10万ドル(約1100万円)を報酬として受け取っていた。日産の社内調査の結果、姉の業務には実態がなく、不正な経費支出と判断したという。

 姉の住むリオデジャネイロの住宅は、オランダにある日産の子会社がタックスヘイブン(租税回避地)の英領バージン諸島に設立した会社を通じて購入していた。