パナ、提案力強化へ専門部署新設 企業向け事業

 パナソニックは17日、製造業や流通の現場の生産性向上や働き方改革などを支援する企業向け事業について、顧客への提案力を強化するための専門部署を来年1月に新設すると発表した。ロボットによる業務の自動化や情報通信技術(ICT)を活用したシステム構築を通じ、企業の人手不足への対応や業務の効率化を後押しする。

 新部署の「現場プロセス本部」は工場や店舗の運営、物流業務や最新のロボット技術などに詳しい約350人で発足する予定。業務改善に役立つパナソニックの技術をショールームのように展示する「カスタマーエクスペリエンスセンター」も東京都内に設置し、報道陣に17日公開した。来年1月にオープンし、顧客企業と協議しながらニーズに応じたシステムやサービスを提供する。

 パナソニックは今年10月から中国の火鍋レストランで厨房(ちゅうぼう)ロボットが具材を取り分ける自動化システムを提供するなど、企業向けビジネスを強化している。

 樋口泰行専務執行役員は「現場での自動化は待ったなしのニーズがあり、製造現場で養ってきたノウハウでここに集中する」と語った。