ペイペイで不正利用が多発 簡単カード登録あだ (1/2ページ)

ペイペイでキャッシュレス決済をするイメージ
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 2次元バーコード「QRコード」を使ったスマートフォンの決済サービス「ペイペイ」でクレジットカードの不正利用が相次いだことで、携帯電話会社やIT大手が普及を目指すスマホ決済に落とし穴が露呈した格好だ。利用のハードルを下げようと、支払い元となるクレジットカードの登録情報を少なくしている点が逆に不正利用を誘発。簡単さがあだとなった。各社が注力するスマホ決済ではセキュリティー確保と利用者利便の両立が必須だ。

 ソフトバンクとヤフーなどが出資するペイペイは、今月4日から利用者に合計100億円を還元するキャンペーンを開始した。米アップルのパソコンなど高額商品も代金の2割が還元されるとあって、家電量販店などにはペイペイ利用者の列ができるほどだった。

 ところが、大盛況だったキャンペーンが10日間で終了すると、ペイペイに不正利用の報告が相次いだ。中には「勝手に100万円を利用された」といった高額被害を訴える人もいた。

 不正利用の主な原因と考えられているのが、支払い元となるクレジットカードの情報登録が番号、有効期限、セキュリティーコードだけで済む手軽さだ。本人確認も緩いという。

 このため、ダークウェブ(闇サイト)でクレジットカード番号などが入手されてしまうと、容易に不正利用できてしまうというわけだ。楽天ペイやオリガミペイなど他社のスマホ決済もカード登録の仕組みは同じで、同様の被害が発生する可能性がある。

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