水道メーター、遠隔で検針実施 NECが京都市と共同研究、水量可視化で漏水早期発見にも

 NECは18日、次世代通信技術を使って水道メーターをインターネットでつなぎ、遠隔で検針するサービスの導入に向けた共同研究に参画すると発表した。京都市上下水道局の共同研究に参画する。期間は今月から来年5月まで。

 共同研究は、京都市左京区の山間地域の一部で実施する。検針員が利用者の住居まで出向く必要がなくなり、効率的に保守作業ができるようになる。電池を使ってどれだけのデータ送信が可能かも調べる。

 NECによると、使用水量がデータで可視化されるため、漏水の早期発見にもつながるという。消費電力を抑えるとともに、広域で接続できる「LPWA」と呼ばれる新無線通信技術を活用する。

 今月6日、公共施設などの運営権を民間企業に委託する「コンセッション方式」の導入を自治体の水道事業でも促進する改正水道法が成立。採算割れを起こしている地域の水道事業のてこ入れ策が求められている。