通販・訪問販売の倒産が過去最多の勢い 「多品種」が曲がり角、事業者格差も (4/4ページ)

ケフィア事業振興会の本社ビル(真ん中の白い建物)
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  • 通信販売・訪問販売小売業の倒産の年次推移

(7)MEISTER(岡山県、オートバイ用品販売、負債総額4000万円、破産)

 オートバイ用品などのインターネット販売を手掛けていたが、同業他社との競合により売上は低迷。健康食品や肥料の販売も開始して取扱品目を拡大したものの、売上回復に至らず、資金繰りが限界に達したことで事業継続を断念した。

(8)デジナビ(千葉県、パソコン・周辺機器販売、負債総額2000万円、破産)

 秋葉原でパソコン及び周辺機器小売店「MOQ」を経営していたが、価格競争が進む中、採算確保が難しく平成28年2月に店舗を閉鎖した。その後は倉庫を間借りし、「デジナビダイレクト」の屋号でインターネット販売を行い、事業を継続していたが、採算を確保できなかった。

(9)アキバスタイル(千葉県、総合通販ショップ、負債総額2000万円、破産)

 「☆総合通販ショップ・アキバスタイル☆」を経営し、ファッション、家電、美容、ダイエット、インテリア雑貨など多品目の商品を取り扱う通販ショップとして事業拡大を計画した。しかし、計画通りにユーザーが増えず、売上不振に陥って資金繰りが悪化した。

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