マツダ、米250店舗改修 次世代型でブランド力強化

インタビューに答えるマツダの丸本明社長=25日、東京都千代田区
インタビューに答えるマツダの丸本明社長=25日、東京都千代田区【拡大】

 マツダは25日、2021年までに米国の300店舗で計画する「次世代店舗」への整備に関し、既に8割を超える250店舗で改修に入ったと明らかにした。うち約50店舗は完成した。トヨタ自動車と共同で新設する米南部アラバマ州の工場の稼働に合わせて、販売網を整える。米国市場での販売台数の占有率を17年の1.8%から2%超に高めることも視野に入れる。

 次世代店舗は外観や内装に高級感を持たせ、販売員に顧客対応の研修などを施す。値引きで販売台数を増やすのではなく、商品価値を伝えることでブランド力を高める。米国で既存の550店舗のうち300店舗が対象だ。

 マツダの丸本明社長は東京都内で共同通信のインタビューに応じ「計画より早い進捗だ」と手応えを語った。1店舗の平均年間販売を現在の400~500台程度から「次世代店舗で1000台ぐらいに持っていく」との意欲も示した。

 中国でも同様の販売店網を整備しており「値引きなしで売ることができ、顧客の満足度も上がっている」と述べた。

 貿易摩擦が激化する米国と中国に関しては、今後も世界で1、2位を争う自動車大国であり続けるとして「足元のばたばたした動きを見るより、中長期的な目標を見据えて『価値の販売』を続けたい」と話した。