【CMピックアップ】遺言状を食べて“隠滅”…川上麻衣子さんの熱演必見 南都銀行「南都家の一族」 (1/2ページ)

都合の悪い遺言書を食べてごまかす長女役の女優、川上麻衣子さん(南都銀行提供)
都合の悪い遺言書を食べてごまかす長女役の女優、川上麻衣子さん(南都銀行提供)【拡大】

 莫大(ばくだい)な遺産をめぐる家族間の骨肉の争い。横溝正史の名作「犬神家の一族」をほうふつさせる、奈良県の地方銀行、南都銀行のCMがじわじわと人気を集めている。その名も「南都家の一族」。相続トラブルをサスペンス風かつコミカルに表現した。故人の長女役には女優の川上麻衣子さんを起用した。

遺産相続めぐる「迷作」ミステリー開幕

 舞台は古都・奈良県にある立派なお屋敷。当主が急逝し、喪服姿の親族、すなわち妻と長男、長女、そして次男の4人が遺影と棺の前で正座しているシーンで始まる。「おやじが死んだ。しかも遺言書がない。この家族のことだ。トラブルのにおいしかしない…」という次男の独白が流れ、裏切りとわなに満ちたドラマが幕を開ける。

 第1話「突然の不幸で遺言書がない」から始まる全10話構成。第6話の「新たな遺言書が見つかった」の川上麻衣子さんの熱演は必見だ。都合の悪い遺言書を読み驚愕(きょうがく)する川上さん。すると次の瞬間、いきなり遺言書を口に入れる。食べて“隠滅”しようというのだ。このコミカルな行動と周囲の制止を振り払う鬼気迫る表情のギャップがおかしい。一番の見どころだろう。

 その他にも、不気味な日本人形、脈絡なく現れるヤギ、棺にすがりつく謎の外国人男性。そして不敵な笑みを浮かべるヘルパーさんなど、話数を重ねるに従い、物語はさながらスラップスティック(ドタバタ劇)の様相を呈する。

 このCMは南都銀行が相続業務を行っていることを広く認知してもらうのと同時に、遺産相続というデリケートな問題に少しでも関心を持ってもらうことが狙い。そのためCMの特設ウェブサイト上ではそれぞれのトラブルに対応した解決策を提示している。

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