「異例の工事現場公開」の訳は ディズニーランド、2020年開業エリアの今 (2/3ページ)

「美女と野獣の城」の先端の塔を示すオリエンタルランドの古沢英紀チーフリーディングスタッフ=昨年12月6日、千葉県浦安市(平尾孝撮影)
「美女と野獣の城」の先端の塔を示すオリエンタルランドの古沢英紀チーフリーディングスタッフ=昨年12月6日、千葉県浦安市(平尾孝撮影)【拡大】

  • 東京ディズニーランドの新設アトラクション「美女と野獣“魔法のものがたり”」の予想図
  • 東京ディズニーランドの新設アトラクション「美女と野獣“魔法のものがたり”」の予想図
  • 東京ディズニーランドの新設アトラクション「美女と野獣“魔法のものがたり”」の予想図
  • 東京ディズニーランドの新設エリア「美女と野獣」エリアのイメージ
  • 東京ディズニーランドの新設アトラクション「美女と野獣“魔法のものがたり”」のライドの予想図
  • 平成32年春の開業に向け、建設が進む「美女と野獣の城」=昨年12月6日、千葉県浦安市(平尾孝撮影)

 まだ建屋はなく、乗り物が動き回るための緑色の平面ステージが設置されている状態。ステージ下の駆動装置は既に設置されているとのことだが、壁や天井などもまだない。完成すると、アトラクションは、映画に登場するケアロボットのベイマックスが、乗り物を引っ張り、予測不能な回転や動きを見せるという。

 続いて見学したのが、ファンタジーランドにできるディズニー映画「美女と野獣」をテーマとした、まさに、今回の再開発の目玉ともいえる施設群だ。

 まずは、映画「美女と野獣」のヒロインである「ベル」が暮らす村が再現されたゾーンだ。古い本が陳列された書店をイメージしたようなショップ「ビレッジショップス」や、悪役の「ガストン」が映画の中で村人たちと歌い踊る酒場をモチーフにしたレストラン「ラ・タベルヌ・ド・ガストン」が道の両脇に立ち並ぶ。

 そしてそこを抜けると、「美女と野獣の城」だ。高さが30メートル超で、TDLでは「シンデレラ城」に次ぐ高さとなり、TDLを象徴する施設になりそうだ。完成段階では3本の塔ができる予定で、現時点ではそのうち2本の塔がそびえている。

 この城の内部には、大型アトラクション「美女と野獣“魔法のものがたり”」が設置される。体験時間は8分と長く、映画の名曲に合わせて踊るように動く10人乗りの深皿型のライドに乗り、「美女と野獣」の物語に沿って名シーンをめぐる。投資額も320億円と、TDRの単体アトラクションとしては過去最大になっている。

 これらのゾーンには遮蔽するものはなく、今は村から城、城から村は直接みえる。しかし、担当者によると、植栽をおこなって、村からは森しかみえず、歩いてゆくと、突然、城がみえてくるというように、森の奥に野獣の城が、ひっそりとたたずんでいるような光景にしていくという。

“平ら”にオリエンタルランドのこだわり