滋賀銀がSDGsパートナーシップ賞 金融機関で初

トロフィーを手に受賞を喜ぶ滋賀銀行の高橋祥二郎頭取(右)
トロフィーを手に受賞を喜ぶ滋賀銀行の高橋祥二郎頭取(右)【拡大】

 滋賀銀行(大津市)は、国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向け、政府が優れた取り組みを進めている企業や団体を表彰する「ジャパンSDGsアワード」で、特別賞の「SDGsパートナーシップ賞」を受賞した。金融機関の受賞は初めて。

 SDGsは2015年の国連サミットが採択した30年までの国際目標。貧困や飢餓の撲滅、気候変動対策など17の目標とそれを達成するために定めた169のターゲットを掲げている。

 滋賀銀は平成29年に「しがぎんSDGs宣言」を表明。昨年からは社会的課題解決を起点としたビジネス創出に対する融資の金利を最大0・3%優遇する融資商品や、SDGs賛同企業の私募債発行額の0・2%を寄付などにあてる「SDGs私募債」などの取り扱いを始めており、これらの取り組みが評価された。

 このほか、昨年10月には社会的課題を基点に新たな製品やサービスの創出を目指す「滋賀SDGs×イノベーションハブ(しがハブ)」を大津市内にオープン。滋賀銀から行員が出向し、企業と社会的課題とのマッチング支援やSDGsの普及を推進している。

 ジャパンSDGsアワードは、安倍晋三首相を本部長とする政府の「SDGs推進本部」が主催。昨年12月に首相官邸で開かれた授賞式では、250件の応募の中から選ばれた15の企業・団体が表彰された。このうち、SDGsパートナーシップ賞には滋賀銀など8社・団体が選ばれ、トロフィーと賞状が贈られた。

 高橋祥二郎頭取は「大変光栄だが、単発で終わっては意味がない。長く続けることで新たなビジネスの創出を応援し、地方創生につなげたい」と話している。