清水建設、小水力発電事業に参入 30年に売上高20億円 来年末第1弾

 清水建設は9日、小水力発電事業に参入すると発表した。2030年までに総発電能力1万キロワットの事業体制を構築し、売上高20億円を目指す。第1弾として約16億円を投じて発電能力960キロワットの施設を建設する。運転開始は20年12月の予定。

 同社は日本小水力発電(山梨県北杜市)、通信のソリューションサービスを手掛ける日本エレクトロニクスサービス(富山市)との共同出資会社「水の国電力」(東京都中央区)を17年に設立。事業化に向けた準備を進めていた。今後は同社が主体となって事業を進めていく。

 具体的には第1弾の運転開始後、20年間にわたって固定価格買い取り制度(FIT)に基づく発電事業を展開。5~6県の計十数カ所で開発に取り組む。

 政府は昨年改定したエネルギー基本計画で、再生可能エネルギーを主力電源として位置付けており、少額投資で事業化が可能な小水力発電のニーズも高まるとみられる。