コンビニ大手3社、駐車スペース共用 コスト削減、人手不足にも対応

駐車場の共同使用でタッグを組むコンビニ3社の関係者ら=10日、東京都千代田区
駐車場の共同使用でタッグを組むコンビニ3社の関係者ら=10日、東京都千代田区【拡大】

 セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ローソンの大手コンビニ3社と経済産業省は10日、商品を配送するトラックの駐車スペースを共用する取り組みを始めると発表した。配送効率を上げ、深刻化する運転手の人手不足にも対応する狙い。

 これまで都心部の駐車場がないコンビニでは、それぞれが契約した近場の民間駐車場にトラックを止め、納品作業を行っていた。今回、3社は近くにある店舗同士で専用の駐車場を共同で借り上げる。配送時間も重ならないよう工夫しながら共同使用する。3社で費用を分担するためコスト削減につながる。

 セブンとローソンが手始めに15日からJR津田沼駅(千葉県)近くで取り組みを開始し、首都圏中心に運用の拡大を目指す。外食産業などの参画も呼びかける方針。10日、会見したセブンの青山誠一執行役員は「物流の課題解決に向けた第一歩だ」と述べた。