【パナ100年・「みせる」スポーツ(上)】五輪は「技術見せる絶好機」 (1/3ページ)


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 フィギュアスケート男子の羽生結弦(はにゅうゆづる)が66年ぶりの連覇を果たし、新語・流行語大賞の年間大賞にも選ばれた「そだねー」でカーリング女子日本代表が人気を集めた昨年2月に開かれた平昌(ピョンチャン)冬季五輪と、続く3月にスノーボード男子の成田緑夢(ぐりむ)らの活躍で沸いた平昌冬季パラリンピック。両大会の開閉会式のセレモニー演出の技術サポートを担ったのがパナソニックだった。

 昨年3月18日、パラリンピック閉会式の客席でそわそわする人物がいた。パナソニックの2020年東京五輪、パラリンピック担当執行役員、井戸正弘だ。

 直前まで雨が降り、霧が立ちこめる悪天候。同社が導入した80台のレーザープロジェクターが正常に機能してくれるか。何重ものバックアップ態勢を敷いてはいるが、世界中に生中継される中、絶対に失敗の許されない場面だった。

 やがて、白く輝くステージに次々と色彩豊かでダイナミックな映像が映し出される。曲面にもゆがみのない映像を投写できる高機能のレーザープロジェクターは、無事に役割を果たし、井戸は胸をなで下ろした。

 高騰する契約料

 2018年、創業100周年を迎えたパナソニック。昨年はもう一つ、大きな節目の年にあたっていた。

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