メルシャン、若年層狙いワイン新商品 オーガニックで健康志向アピール

メルシャンが発売する「おいしい酸化防止剤無添加ワインシードル」と「メスタ・テンプラニーリョ・ロゼ・オーガニック」(右から)=21日、東京都千代田区
メルシャンが発売する「おいしい酸化防止剤無添加ワインシードル」と「メスタ・テンプラニーリョ・ロゼ・オーガニック」(右から)=21日、東京都千代田区【拡大】

 メルシャンは21日、ワイン離れが進む若年層を取り込もうと、リンゴ原料の微発泡性アルコール飲料とスペイン産ロゼワインを投入すると発表した。健康志向の高い、若い世代がターゲット。国内ワイン市場は酎ハイやハイボールなど低アルコール飲料に押され、ここ数年横ばい。同社はワインの購入率が下がる20~30代への訴求が急務と判断した。

 3月5日発売の「おいしい酸化防止剤無添加ワイン シードル」(500ミリリットル入り、参考小売価格562円)のアルコール度数は5%で、ワイン(12%前後)と比べて低く、酎ハイやハイボールに近いのが特徴だ。

 2月26日発売のスペイン産ワイン「メスタ・テンプラニーリョ・ロゼ・オーガニック」(750ミリリットル入り、参考小売価格1048円)は、有機栽培の畑で採れたブドウを原料とするオーガニックワインで、ピンク色で人気のロゼの特徴を併せ持つ。

 21日の説明会で、代野照幸社長は「ワインに対してバリアを感じて今まで飲んでいない人に、オーガニックやロゼを提案することで飲用機会を増やすチャンスはある」と話した。

 同社によると、2018年の国内ワイン市場は推計で前年比3%減。19年は、前年並みか微増を見込む。チリ産ワインを代表とする500円以下の低価格帯と、1000円以上の中価格帯の2極化が進んでいる。