【ぐるなびのチョットぐな話】食と文化芸術の融合で新たな価値創造

3月12日に開催する「春の京文化の世界へ」のウェブサイト
3月12日に開催する「春の京文化の世界へ」のウェブサイト【拡大】

  • 2月18日に開催する「岡山CLUBREDRESTAURANT」のウェブサイト

 日本の食文化と地域の文化芸術をともに体験できるイベントがスタートする。食は外国人の訪日目的として真っ先に挙げられるほど、観光資源としての魅力がある。日本各地の食を地域独自の文化芸術と結びつけることで、新たな価値と経済効果を生み出すことが期待されている。

 ぐるなびは、文化庁委託事業として戦略的芸術文化創造推進事業に取り組んでいる。その一環として、地域の食と文化芸術を融合したイベントを開催。第1弾は2月に岡山で若手のシェフと備前焼作家がコラボレーションし、「岡山CLUB RED RESTAURANT」として1日限りの特別メニューを提供。第2弾は3月に京都で「春の京文化の世界へ」と題して、懐石の提供に合わせて呈茶(ていちゃ)の体験や芸舞妓(まいこ)による演舞が披露される。日本の食は、2017年に文化芸術基本法の条文に文化として明記された。今回の文化庁委託事業は、「食」が文化としてより広く認知・理解され、日本各地の新しい価値や経済効果を生むことを目指している。

 「岡山CLUB RED RESTAURANT」は、2月18日に後楽園 鶴鳴館(岡山市北区)で開催。全国の若手料理人コンペティション「RED U-35」で優秀な成績を収めた糸井章太氏ら岡山・広島・兵庫の若手料理人と、伝統工芸・備前焼の藤田哲英氏ら若手陶芸家が手を組む。当日は、瀬戸内の食材をふんだんに使用した1日限りの特別メニューが80食限定で提供される。

 「春の京文化の世界へ」は3月12日、渉成園(京都市下京区)で開催する。ぐるなびと老舗名店の若主人が連携した「KYOTO365」特別版として、京都料理芽生会会長で「山ばな 平八茶屋」の園部晋吾氏、「京料理 萬重」の田村圭吾氏ら10人の料理人が参加。当日は、料理人たちのコラボレーションによる特別懐石の提供と、呈茶の体験、芸舞妓による演舞を披露する。地域の住民や若者に改めてその価値を伝えるのはもちろん、英語にも対応し、訪日外国人に日本の食と文化芸術の理解を深めてもらう。

 豊かな風土を持つ日本には、その地域ならではの食文化や多様な文化芸術があり、それらを結びつけることで新たな価値を発見していくことが地方創生と文化レガシーの創出につながる。このイベントが食と文化の祭典として深く根付いていくことに期待したい。

 ぐるなびの企業使命は、「世界に誇れる日本の食文化を守り育てる」。今後も、日本の食文化の可能性を広めるための取り組みを、地域や料理人と連携しながら進めていく。

 ■「岡山CLUB RED RESTAURANT」

 www.redu35.jp/clubred/notice/3904

 ■「春の京文化の世界へ」

 kyoto365.jp/event/190312