日産、EV駆動系「eパワートレイン」を刷新 静粛性も抜群 (1/2ページ)

「リーフe+」を発表する日産自動車のダニエレ・スキラッチ副社長(右)と星野朝子専務執行役員=1月9日、横浜市西区
「リーフe+」を発表する日産自動車のダニエレ・スキラッチ副社長(右)と星野朝子専務執行役員=1月9日、横浜市西区【拡大】

  • 災害時などには充電した電池から家に電気を供給できる=1月9日、横浜市西区

 ■エネ効率化で航続距離40%向上

 日産自動車は今月発売した電気自動車(EV)「リーフe+(イープラス)」で、搭載する「eパワートレイン」を刷新した。車の動力を生み出す駆動系で、一般的な車のエンジンに相当。高効率化を実現し、密度の高いリチウムイオン電池を組み合わせることで、これまでの「リーフ」と比べ、1回の充電での航続距離を大幅に延ばした。日産は最新の技術による高性能化で、EVの普及を進めたい考えだ。

 低速域でも駆動性発揮

 eパワートレインは、モーター、モーターの回転速度を制御するインバーター、減速機、PDM(パワー・デリバリー・モジュール)で構成。PDMは、電流を電池に充電するための充電器▽高電圧を低電圧に変換するコンバーター▽高電圧を分配し、異常時には遮断するブレーカーの役割を果たす「ジャンクションボックス」-が一体化したものだ。

 低速域では高い駆動力が発揮できないエンジンに対し、eパワートレインは走り出しからスムーズな加速を実現。また、動力源であるモーターは振動が非常に小さく、静粛(せいしゅく)性も抜群だ。モーターやインバーターに関して、日産は「世界中のさまざまな環境での使用に耐えられるように自社開発し、高性能・高耐久性を実現している」と説明する。

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