現場の風

三菱UFJ信託銀行 人生100年時代の新たな資産管理提案 (1/2ページ)

 □三菱UFJ信託銀行執行役員リテール企画推進部長・新井進一さんに聞く

 --急速な高齢化の進展に伴い、認知症や判断能力の低下で口座が凍結されるなど問題も起きている

 「現在60歳の人の約4分の1が95歳まで生きる時代。認知症になる高齢者は65歳以上の7人に1人だが、2025年には5人に1人になる。(大阪の)梅田支店長をしていたが、現場では(名義人が認知症になると本人意思を確認できず口座が凍結されるため)『お父さんがいいと言っているのになぜお金を下ろせないのか』と苦情を受けている。代理人の手続きを取るにも時間がかかる」

 --家族内で出入金状況を確認できる高齢者向け資金管理商品を3月中旬に発売する

 「両親の認知度が下がったときに備えて対応できる商品がつくれないか、支店の担当者が半年に1度の意見募集で本社に思いを訴えたのがきっかけだ。契約者が事前に選んだ代理人が本人の判断力低下後も資金の引き出しを続け、代理人以外の家族も支出状況を閲覧できるため不正利用を防げる。手続きはスマートフォンのアプリで行う。人生100年時代の新しい資産管理の仕組みだ」

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