トヨタ定額制 夏以降全国で 11車種用意、月5万円弱から

定額制で車に乗れる新サービス「KINTO(キント)」の概要を発表する小寺信也社長=5日、名古屋市
定額制で車に乗れる新サービス「KINTO(キント)」の概要を発表する小寺信也社長=5日、名古屋市【拡大】

  • トヨタの定額利用と既存サービスの比較

 トヨタ自動車は5日、定額制で車に乗れる新サービス「KINTO(キント)」の概要を発表した。月額料金は5万円弱からとし、ハイブリッド車(HV)「プリウス」や高級車ブランド「レクサス」など11車種を用意した。6日から東京都内で始め、夏以降に全国へと広げる。

 車の所有にこだわらない人が増え、定額制の利用サービスはIT企業ナイル(東京)が「カルモ」、中古車大手IDOMが「ノレル」の名称で展開している。トヨタの参入で市場が活性化しそうだ。

 プランは2種類で「キント・ワン」ではプリウスやミニバン「アルファード」、高級セダン「クラウン」など5車種を利用できる。料金は月4万9788円から10万6920円で、1車種を契約期間の3年間乗る。自動車税や任意保険、点検費用が含まれる。初回車検までに車を返すため車検費用の負担はない。

 レクサス車をそろえた「キント・セレクト」はスポーツ用多目的車(SUV)「RX」など6車種あり月19万4400円。6カ月ごとに別の新車に乗り換えられる。

 サービスは1月に設立した新会社「キント」(名古屋市)が展開する。小寺信也社長は名古屋市で記者会見し「普通の人にとって車の購入は一大事だった。手軽に車と付き合ってほしい」と話した。

 キントにはトヨタ子会社のトヨタファイナンシャルサービス(同)が66.6%、住友商事系のリース会社「住友三井オートサービス」(東京)が33.4%をそれぞれ出資している。