探査機「はやぶさ2」、22日に小惑星着地 ピンポイント狙う (1/2ページ)

小惑星「リュウグウ」に着地して物質を採取する探査機「はやぶさ2」の想像図(池下章裕氏提供)
小惑星「リュウグウ」に着地して物質を採取する探査機「はやぶさ2」の想像図(池下章裕氏提供)【拡大】

  • 探査機「はやぶさ2」の小惑星着地計画を説明するJAXAの津田雄一プロジェクトマネージャ(右)=6日、東京都千代田区(草下健夫撮影)

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6日、探査機「はやぶさ2」が22日に小惑星「リュウグウ」に着地すると発表した。機体が損傷する恐れがある岩場を避け、赤道付近にある半径約3メートルのごく狭い平地をピンポイントで狙う難度の高い着地になる。

 21日午前に高度20キロから降下を開始し、22日午前8時ごろに着地する。機体の底部から延びている筒状の物質採取装置を一瞬だけ接地させ、地表に向けて弾丸を発射し、舞い上がった砂を内部に取り込む。

 はやぶさ2の性能では、着地点は狙った場所から半径約15メートルの範囲で誤差が生じる恐れがある。ただ地形の詳細な分析や、昨年秋に地表に投下した目印の活用などにより、着地の精度を半径約2・7メートルに向上できるとみて実施を決めた。

 津田雄一プロジェクトマネージャは会見で「安全面の妥協はなく、想定範囲では成功すると考えている。頭の温度を下げクールにやり切りたい」と話した。

 着地を予定している平地は縦横10メートル、幅6メートル程度のほぼL字形で、面積は四畳半程度しかない。この中央部分の半径約3メートルの範囲に着地を目指す。

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