曙ブレーキ、赤字転落へ 平成31年3月期、特損計上で

 私的整理の一種である「事業再生ADR」を申請した自動車部品製造の曙ブレーキ工業は12日、平成31年3月期の連結業績予想を下方修正した。最終損益は従来予想の20億円の黒字から192億円の赤字に転落する見通し。

 北米市場での受注減に伴い、固定資産の評価を見直した結果、30年10~12月期決算に135億円を特別損失として計上するなどした。

 同日発表した30年4~12月期連結決算は、売上高が前年同期比7・1%減の1862億円、最終損益は前年同期の22億円の黒字から177億円の赤字に転落した。この結果、株主資本が49億円のマイナスとなり、債務超過の状態となった。

 曙ブレーキは1月30日、事業再生ADRを第三者機関に申請し、受理されたと発表した。