日航、パワーアシストスーツを公開 羽田に導入、腰の負担を軽減

JALグランドサービスがパワーアシストスーツを導入。実機を装着し、荷捌き所で作業に当たる従業員ら=12日午後、羽田空港(川口良介撮影)
JALグランドサービスがパワーアシストスーツを導入。実機を装着し、荷捌き所で作業に当たる従業員ら=12日午後、羽田空港(川口良介撮影)【拡大】

  • JALグランドサービスがパワーアシストスーツを導入。実機を装着し、荷捌き所で作業に当たる従業員ら=12日午後、羽田空港(川口良介撮影)
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 日本航空は12日、パナソニック子会社のロボットベンチャー、ATOUN(アトウン、奈良市)の開発した力仕事をサポートする機器「アトウン モデルY」の羽田空港での導入状況を報道陣に公開した。モデルYは腰への負担を軽減する機器で、2月から羽田空港と成田空港に10着ずつ導入されている。日航傘下のJALグランドサービスの中村泰寛社長は「全国の空港への展開ももちろん考える。札幌や福岡などへ徐々に広げたい」と述べた。

 モデルYは、アトウンが昨年7月から販売。モーターなどの力で腰への負担を軽くするため、旅行者の重いトランクを持ち上げてコンテナに積み込む作業や、航空機内の清掃などの際の腰への負担を減らせるという。中村氏は「航空需要が増える中で労働力も不足しており、女性や高齢者が活躍するために、どう負担を減らすかを考えていた」と導入の経緯を説明した。また、アトウンと共同で腕の機能を補助する機器の開発を進める方針も示した。

 航空大手では、全日本空輸も平成28年から、筑波大発ベンチャー、サイバーダインの開発した、腰をサポートするロボットスーツ「ハル」を成田空港で導入。現在は那覇や伊丹など各空港などで80着導入している。